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誉田別尊(ほんだわけのみこと)…第十五代応神天皇
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足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)…第十四代仲哀天皇
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息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)…神功皇后
誉田別尊(第十五代応神天皇)は足仲彦尊(第十四代仲哀天皇)と息長足姫尊(神功皇后)との間にお生まれになった第四皇子です。
仲哀天皇が熊襲(くまそ:九州南部を本拠地とする朝廷に従わなかった人々)の反乱を平定に向かわれた途中、筑紫(今の福岡県)の地で突然亡くなられました。すると神功皇后は神様の託宣(たくせん…お告げ)により出兵先を朝鮮半島の国である新羅(しらぎ)へと切りかえます。この時すでに神功皇后は皇子を身ごもっておられたので、鎮懐石を身に付け出産を遅らせながら戦い新羅を平定しました。
戦が終わって九州の地に戻られると、そこで皇子・誉田別尊…即ち応神天皇をお生みになりました。