鎮懐石守について

~御神宝「鎮懐石」にちなむ特別な御守り~

蚊里田八幡宮では、当社に古くから伝わる御神宝「鎮懐石(ちんかいせき)」にちなみ、「鎮懐石守」をお授けしております。

 

この御守りは単なる天然石の御守りではありません。

 

 

当社の御祭神である神功皇后・仲哀天皇・応神天皇の御神徳と、千年近く受け継がれてきた鎮懐石の伝承に思いを寄せながらお持ちいただく特別な御守りです。

鎮懐石とは

 

鎮懐石は、その名の通り「懐を鎮める石」です。

伝承によれば、神功皇后が身重の御身で朝鮮半島へ出兵された際、お腹に宿る皇子(後の応神天皇)の誕生を遅らせるため、この石を身につけられたと伝えられています。

その後、無事に戦を終え帰国され、応神天皇がお生まれになったことから、古くより

  • 安産
  • 子宝
  • 母子の守護

の御神徳がある霊石として尊ばれてきました。

 

当社に伝わる鎮懐石は、春季例大祭の際にのみ神宝櫃に納められてお渡りし、本殿へ奉安される特別な御神宝です。

 

※画像は春季例祭でご神宝櫃をお運びしている様子です

鎮懐石と八幡大神

 

蚊里田八幡宮の御祭神は

  • 誉田別尊(応神天皇)
  • 足仲彦尊(仲哀天皇)
  • 息長足姫尊(神功皇后)

の三柱です。

鎮懐石の伝承は、この三柱すべてに深く関わっています。

仲哀天皇の崩御後、神功皇后はお腹に応神天皇を宿したまま国難に立ち向かわれました。

 

その際に身につけられたのが鎮懐石であり、まさに当社の御祭神の物語を象徴する御神宝といえます。

なぜ二つの石なのか

 

鎮懐石は二つ一対の霊石であったと伝えられています。

そのため鎮懐石守では、一つではなく二つの天然石をお納めしております。

二つの願いを選ぶこともできますし、同じ願いを二つ選ぶこともできます。

 

ご自身の心に寄り添う願いを組み合わせ、世界に一つだけの御守りとしてお受けいただけます。

お選びいただける願意と天然石

 

・成就(翡翠)

古くより尊ばれてきた石です。目標に向かって歩みを進め、願いの成就を願う方に。

 

・財福(ルチルクオーツ)

金色の針状結晶を内包する美しい石です。豊かさと実りある日々の象徴として親しまれています。

 

・愛縁(ピンクオパール)

やわらかな桃色が特徴の石です。良縁や人とのつながりを大切にしたい方に。

 

・調和(アメジスト)

高貴な紫色が印象的な石です。周囲との調和や円満な人間関係を願う方に。

 

・平穏(フローライト)

透明感のある優しい色合いの石です。穏やかな日々を過ごしたい方に。

 

・健美(プレナイト)

若葉を思わせる瑞々しい色合いの石です。健やかで美しい毎日を願う方に。

 

・身体安泰(グリーンアベンチュリン)

落ち着いた緑色が特徴の石です。日々の健康と身体の安らぎを願う方に。

 

・活力(カーネリアン)

鮮やかな橙色が印象的な石です。前向きな力と行動力を大切にしたい方に。

 

・子宝(ブラッドストーン)

古くから生命力の象徴として親しまれてきた石です。新しい命とのご縁を願う方に。

 

・安産(ムーンストーン)

 

月の光を思わせる柔らかな輝きを持つ石です。母子の健やかさと安らかな出産を願う方に。

「懐を鎮める」ということ

 

鎮懐石の「懐」とは、単に衣の内側という意味だけではありません。

昔から「懐(ふところ)」は、人の心や胸の内を表す言葉としても用いられてきました。

嬉しいこと、悲しいこと、不安なこと、叶えたい願い。

誰もがそれぞれの想いを胸に抱いて日々を過ごしています。

鎮懐石守は、そのような胸の内の願いに寄り添い、心穏やかに日々を歩むための御守りです。

 

御祭神の御神徳と、長い年月受け継がれてきた鎮懐石の御縁を感じながら、大切にお持ちいただければ幸いです。